2013年10月21日月曜日

ジセダイタンカ

『NHK短歌』11月号の「ジセダイタンカ」のコーナーに、
「インターチェンジ」というタイトルの7首連作を寄稿しています。

苦しいときにいつもお世話になっているカート・コバーン氏へのオマージュとしてつくりました。

読んでもらえたら嬉しいです。

2013年10月11日金曜日

例の番組

例のテレビの例の短歌番組で、入選歌を放映してもらうことになりました。
放送日は11月3日(日)です。

と、こんな感じでぼやかしてなら告知していいと言われたので告知しました。
早起きできる方は観ていただけると嬉しいです。

2013年10月4日金曜日

首脳会談

あかねさすIKEAへゆこうふたりして家具を棺のように運ぼう

ひといきに他社製品を注ぎ足され静かに即死するメグミルク

首脳会談の握手は首脳(乙)が首脳(甲)の手を両手で握る

それではお聴きくださいバッハで『メヌエット』 冷凍室に顔つっこんで

タクシーの後部座席で青白く光りつつ読む自殺のニュース

今日活字になった歌

念のため林檎も鞄に入れている果物ナイフ持ち歩くとき

ダ・ヴィンチ『短歌ください』(2013年11月号)第67回「果物」 
(穂村さんの選評)
「果物ナイフだけ持っていると軽犯罪法違反に問われる可能性があるらしいです」との作者コメントあり。なんともアイロニカルな歌ですね。「鞄」に「林檎」は大きすぎて邪魔だけど、蜜柑やさくらんぼじゃ駄目なんだ。

使い終わった果物ナイフを「あとで食器とまとめて洗おう」と思って

台所のシンクに置きっぱなしにした結果、そこに置いていたことを忘れて、
食器を洗うときにフォークか何かと勘違いして握ってしまい、指をざっくり切ったことがある。
それ以来、果物ナイフの刃を見るのが怖い。

余談でした。


果物テーマには他にこんな歌を投稿していた。

生ハムのメロン!ピラフの干し葡萄!酢豚のパイン! みな蜂起せよ!
甘くない西瓜もたまにあることを実家出てから初めて知った

ピラフの干し葡萄が一番苦手。

自由テーマの方に凄いのを出したつもりだったのに載っていなくて、

悔しくて「もう短歌あげないぞっ」と思った。
でも、見直してみると大きな傷がある歌だったので、そこを補修してストックすることにした。



今回は他に、日経歌壇で名前をよく見る横山ひろこさんの歌も載っていた。
たぶん同じひとだと思う。

スイカ割りよくやりましたなつかしい青い青いスーパーの床に /横山ひろこ



あと、僕の右隣に載っていた竹林ミ來さんの歌も良かった。


教室に打ちつける雨 給食のバナナを女子は決して食べない /竹林ミ來


竹林さんの短歌にはいつも独特の未来観があり、

僕は竹林さんのことを密かに「竹林ミ來観」という筆名で呼んでいる。

今月号で採用されていた方々の年齢はいつもより少し高めで、

おかげで僕はいつもより少しだけ若くなった気になれて嬉しかった。

2013年10月1日火曜日

短歌meetsMusic 65

獣舎へと運ばれてゆく柵越しにアフリカゾウはペンギンに会う /ユキノ進

meets(R.E.M. /Near Wild Heaven)


短歌meetsMusic 64

窓は声 にごりなきその声域にみずみずと街は湛えられたり /大平千賀

meets(Priscilla Ahn/Dream)

短歌meetsMusic 63

試着室くつを脱ぐのかわからない わからないまま一歩踏み出す /竹林ミ來

meets(SALU/In My Life)