2013年5月30日木曜日

うつくしい音を紡いでいる人が消えてゆくのは社会の摂理

熱心なリスナーではなかったしライブに足を運んだこともないけど、
この音楽の影響下にある音楽たちの影響下にあるひとりとして
ご冥福をお祈りします。

2013年5月21日火曜日

『つむじ風、ここにあります』 出版記念キャンペーン

結成当日解散型不定形ユニット「何らかの歌詠みたち」の
傍観担当、木下龍也さんの第一歌集が5月25日に刊行されます。
『つむじ風、ここにあります』 (←Amazonのサイトが開きます)

それを記念して、
本のタイトルにもなっている

 つむじ風、ここにあります 菓子パンの袋がそっと教えてくれる /木下龍也

の短歌が入ったかわいらしいポストカードを1枚、
先着25名の方に差し上げようかな、と急遽思い立ちました。
〈追記〉
さらに、彼の第一自由律虚無俳句集『バタフライみたいな溺れ方』も
1冊差し上げることにしました(こちらも先着25名)。
ポストカードと俳句集をセットにして送ります。

ポストカード
『バタフライみたいな溺れ方』
7色展開(色は選べません)














希望される方は、

・このブログ記事のコメント欄に希望する旨を書き込んでいただき、
Amazonでの予約履歴が分かる画面をスクリーンショットなどで画像保存し、
〈追記〉 書店での予約用紙等を撮影したものでも可とします。
・その画像を添付して、「送り先の住所・氏名」と共に、
  岡野大嗣のメールアドレス daiji.okano★gmail.com (★は@に置きかえてください)まで
  メールをお送りください。

先着順は、コメント欄へのコメントが早い順にカウントします。

ではでは、よろしくお願いします。

※本企画は岡野大嗣によるものです。Amazonには問い合わせしないようお願いします。

〈6月3日追記〉 5月中に応募された方への発送は6月1日(土)に済ませました(普通郵便)

マーガレットとマーガレットに似た白い花をあるだけ全部ください

2013年5月17日金曜日

風を買ったおぼえはない

家に帰ると早速Amazonから荷物が届いていた。

本1冊にしてはやけに大きなダンボールで。

宛名は確かに僕なので、訝りながらも梱包を解く。

ダンボールの蓋を開けた瞬間、
びゅっ、と風が吹き上がり、僕は咄嗟に目をつむる。

目を開けると紙切れがひらひら落ちてきていて、
僕はそれを空中で掴み、印字された内容を見て夢だと気づく。

【商品名「つむじ風、ここにあります」/数量(単位) : 1(吹き)

クスクスを食べる母から「母はいまパリです、パリは初夏の夜です」

桐下駄を脱いだ素足がだまされるフローリングのやさしい嘘に

2013年5月7日火曜日

昨日と今日で活字になった歌

昨日活字になった歌。

生きるべき命がそこにあることを示して浮かぶ夜光腕章

毎日新聞(2013年5月6日付) の歌壇ページ、
東直子さんのコラム『命の歌を読む』で引用してもらった。(Webでも読めます こちら

引用歌は『短歌男子』に寄せた連作のなかの一首。
連作20首のうち、一番気に入っていた歌なのでうれしい。
ツイッター上で東さんにお礼を言ったところ、
「岡野さんの歌には一貫して生と死の狭間でゆらぐ思索を感じています」との
言葉をいただけた。
これからもゆらゆらしていきたい。

同じコラムで、敬愛するナミエッティこと浪江まき子さんの歌も引かれていた。
言われれば私のものでレントゲン写真の肺は夜空のようだ / 浪江まき子
一緒に載ることができて良かったし、
たぶんこの歌は、昨年の第1回天下一短歌会にまき子さんが出した詠草の
姉妹作(改作?)じゃないかな、と思って、それもなんだかうれしかった。
無防備に引き摺られる影レントゲン写真の肺のような薄闇 / 同
この歌も好きだったけど、夜空版は何倍も良い。


今日活字になった歌。

同じ車種同じカラーの自動車が対向を来る やばい気がする

ダ・ヴィンチ『短歌ください』(2013年6月号)第62回 自由題 
(穂村さんの選評)
「特に高速道路で同じ速度で向かってくる場合、鏡写しの世界のドッペルゲンガーに会ってしまったような、手が勝手にハンドルを右に切って正面衝突を境に入れ替わってしまうような気がしてどきどきします」との作者コメントあり。捉え方が面白い。意外でありつつ、わかる感覚ですね。その上、ナンバーが同じだったら鳥肌が立ちます。
めずらしく長々と書いた作者コメントを全文載せられて恥ずかしかった。読者は穂村さんの選評を読みたいはずなので、申し訳ない気分。 まあでも、悪くないコメントだったから引用してもらえたと思うことにする。


最近いろいろあって短歌からやや離れた生活を送っていたけど、
また引き戻される予感。