2016年12月1日木曜日

『サイレンと犀』カレンダー 12月

あれは赤い観覧車ではなく観覧車が赤く深呼吸をしてるんだ /岡野大嗣

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この短歌は、文学ムック『たべるのがおそい』の第二号に寄せた連作「公共へはもう何度も行きましたね」の中の一首です。連作の中ではまた違った味わいで読めると思いますので、ぜひ手に取って読んでみてほしいです。
『たべるのがおそい』に載ったことについては、こちらの記事にも書いています→「才能の有無は意識しない」

カレンダーの絵は『食器と食パンとペン』の安福望さんに描いていただいています。
歌集『サイレンと犀』も引き続きよろしくお願いします。


【A4タテ】

【A4ヨコ】

【iPhone5/5s 用】

【iPhone6 用】

Starting Over

不動産の投げ込みビラにサンタ帽かぶった阿部が〈夢〉をかかえて

「夢のマイホームに住めるチャンスです! 後生ですから〈あべ〉に願いを」

お客様の多様なライフスタイルに応え続けて5年目の阿部

「お客様の夢のマイホームの夢を叶える! それが〈あべ〉の夢です」

顔だけの阿部の挿し絵がかぶりつくローストチキンは阿部の顔大

「再婚の方の再新生活のプランも〈あべ〉は用意しました」

クリスマスまでにお電話いただいたあなたへ阿部からのQUOカード

「夢を夢のまま終わらせるのも夢を〈あべ〉に託すのもあなた次第です(あべ)」

※実際の阿部はサンタクロースではありません。ご了承ください。 

このチラシは実際の阿部の独断とライフスタイルに基づき作られました。



2年前に作ったクリスマス連作を少し手直ししました。

2016年10月30日日曜日

『サイレンと犀』カレンダー 11月

しろたえのふとんのなかでとびきりの宇宙遊泳みたいな二度寝 /岡野大嗣

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カレンダーの絵は『食器と食パンとペン』の安福望さんに描いていただいています。
歌集『サイレンと犀』も引き続きよろしくお願いします。


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2016年10月20日木曜日

帯の勲章

あと1ヵ月半もすれば、『サイレンと犀』を出してから2年になる。
歌集に与えられる賞にどんな賞があるのかよく知らないけれど、何の賞も取らせてやることができなかった。短歌の総合誌に歌集評が載ったのも僕の知る限り2度だけ。

ただ、想像していたより多くの人に読んでもらえて、幸せなことに3度も版を重ねることができた。2版、3版と『サイレンと犀』の帯を新装しているのは、僕からのささやかな賞のつもり。あと2つくらいは勲章を足してあげたいと思っている。

ホームページはじまってません

春に「もうすぐホームページできます」といったきり、公開できていなくてすみません。
年内アップを目指して鋭意制作中です・・・。

それまで、できるだけこちらのブログを更新していきます。

2016年10月19日水曜日

類の友

最近知ってお気に入りのミュージシャン。
Nostola(ノストラ)さん。
Twitterの「サイレンと犀」アカウントの短歌をたまにお気に入りやリツイートしてくれるので気になって聴いてみたら凄く良かった。

https://soundcloud.com/kuuki_sirokuro

このページに書いてるプロフィールによると、
http://www.tunecore.co.jp/artist/nostola
熊本在住の18歳、鶴田虎之介によるソロユニット。作詞、作曲、編曲からジャケットデザインまで全て一人でこなしています。
らしいです。本名、めちゃくちゃ強そう。
「感情的な走り方」という曲は、星野源がサカナクションに加入して歌っているような感じ。浮遊感はキセルのよう。エレクトロニカ調の曲は昔好きだったトムソー13世みたいでもある。ナカコーのソロプロジェクトのNyantolaとか。あ、tola繋がりだ。歌詞も良くて、語彙は平易だけど組み合わせが非凡で、書けそうで書けないフレーズがちょくちょく出てくる。

サイレンと犀のフォロワーの方で肩書がミュージシャンやバンドマンの人の音楽は気づいた限りは聴くようにしていて、だいたい自分好みでとても良いのがうれしい。類は友を呼んでいるのなら光栄に思う。

このHiroto Kudoさんもその経緯で知った。この方の電子音も、体温が感じられるタイプで凄く好きです。
https://soundcloud.com/hirotokudo

2016年10月18日火曜日

体言止め解禁月間

写ってる犬はとっくに居なくって抱いてる僕はほんとうに僕?

おじぎ草がおじぎから帰ってくるまでを眠って過ごす日曜の午後

あたたかいものとつめたいものがごちゃまぜのこころとコンビニ袋

ふつう家でレジャーシートは敷かないよけれど敷いたらたのしい夕餉

百円の傘の真下の耳奥で線香花火咲いている夜